生理日の変更には、ホルモン量が一定のマーベロンが最適です。

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マーベロンで生理を遅らせる

カレンダー 婦人科では「月経移動」と呼ばれる方法で、中用量ピルが用いられることが多いのですが、副作用が強いことから低用量ピルを採用している医院が増えてきました。
月経移動には、遅らせる方法と早める方法の2通りありますが、このページでは失敗の少ない遅らせる方法を解説しています。

月経が順調な人

変更日が本来の予定日から1週間以内であれば、変更は簡単です。 1週間前から1日1錠ずつ、可能な限り一定の時刻に飲むようにしてください。服用は月経を避けたい日まで毎日続けます。服用を中止すると、2~3日後くらいに月経がきます。その後は、遅らせた日を基準にしてくるようになります。変更後は、普段より出血の量が増えて月経時の痛み(生理痛)が強まることがあります。初めての方は飲み始めの副作用もチェックしておきましょう。

■初めて飲む場合の例
「11月15日にくるはずだけどずらしたい…」
1週間前の11月8日から飲み始めます。11月22日頃(本来の予定日の1週間後)までであれば安定して調整することが出来ます。「飲み始めるのは1週間前、ずらせるのは本来の予定日から1週間くらいまで」と覚えておくといいでしょう。

マーベロンを服用中であれば、休止期間または偽薬(プラセボ錠)期間を設けずに、そのまま実薬を飲み進めるだけで変更可能ですので、予備のシートを用意しておいてください。

■服用中の場合の例
「服用中だけど5日間ずらしたい…」
服用中の方は実薬の期間を増やせばいいだけなので、ずらしたい日まで実薬を飲みましょう。21錠目までを飲み終えたら、別のシートに切り替えて実薬を飲み続けます。21日+5日(ずらしたい日数分)といった感じで増やします。ずらした後に、休止またはプラセボ錠に移ります。

スケジュールが曖昧な方、出来るだけ遅らせたい方は実薬を飲み続けることになりますが、日数が長くなるにつれてピルでも抑えられなくなり、破綻出血することになるので気をつけてください。長くても10日までを目安にしましょう。それ以降は不安定になるのでオススメ出来ません。

排卵日前なら成功率が高い

「生理の1週間前に飲むと調整出来る」と認識している方が多いと思いますが、この場合の成功率は約80%です。それ以外にも、変更の失敗を避けるために婦人科でもよく使われるのが、排卵が起こる前から服用を始めるという方法です。この場合の成功率は約90%に上昇します。
月経は排卵によって起こるものです。排卵後に強制的に抑えるよりも、排卵自体を防ぐことで破綻出血のリスクはとても軽減されます。個人によって差はありますが、排卵日は次の月経前の大体2週間前後(12日~16日前)です。より確実にずらしたいのであれば、排卵日前から飲み始めるのがオススメです。

月経が不順な人

生理日が不安定な人の場合、ピンポイントで変更するのは少し難しくなります。安定させるためには約2ヶ月を目安としましょう。

いつくるのか予想出来なくて困っている方は、規則的にくるように長期的な服用を視野に入れてみてはいかがでしょうか。低用量ピルには、周期を自分で作りだせるというメリットがあります。周期が安定するだけでもスケジュールが立てやすくなりますので、ぜひ検討してみてください。低用量ピルだと、休止期間または偽薬(プラセボ錠)期間に月経がくるようになるので、安定化にはとても便利です。

マーベロンは調整しやすい

月経移動の場合、ホルモン量が一定の1相性ピルが最も適しています。2相性ピルは2段階、3相性ピルは3段階と、ホルモン量が変動するので、1シートの中でもそれぞれホルモンの含有量が違います。例えば3相性ピルですが、第3相の錠剤(12日目~21日目の錠剤)が最もホルモン量が多くなっています。そのため、月経移動にはあまり向いていません。

特に初めて低用量ピルを服用する方には、一定量で使いやすいマーベロンがオススメです。

体への影響

ピルと女性のお腹 ピルによる月経移動は体に悪い作用をもたらすことはありません。何度変更しても、正しい飲み方をちゃんと守っていれば一切問題ないので、安心してください。また、飲み続けている間は避妊効果も持続しますので、パートナーとの旅行などの際にも役立ちます。

周期の調整は決して悪いことではないですし、低用量ピルには子宮環境を整理する働きもあるので、身体にプラスになる作用も期待出来ます。ライフデザインドラッグとして有効に活用して、特別な日を快適に過ごしましょう。